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渡辺囚獄佑の墓

渡辺囚獄佑の墓〔ワタナベヒトヤノスケノハカ〕
渡辺囚獄佑は武田氏に仕え甲駿両国の境にある本栖に拠点を構え、国境本栖の警固にあたった。
「渡辺囚獄佑の墓」は、本栖の城山から南に約1キロメートル、本栖湖東岸のやや高まった場所にあり、近接地には渡辺囚獄佑の屋敷跡と伝承される石積みで囲われた区画が残っている。
石積みで区画された一画に五輪塔数基が祀られ、渡辺囚獄佑の墓といわれている。五輪塔の形態から判断して中世末期から近世中期頃に造られたものと推定される。
溶岩の石による石垣状の部分は、墓所の北・東側にも続き、屋敷地と思われる区域は広いと考えられるが、その部分が渡辺氏の屋敷跡とどう関連する土地なのか、屋敷跡としたらその範囲はどこまで及ぶのか、その境界を明確にとらえることは難しい。発掘調査などの学術的な調査を待たなければ解明されないと考えられる。

アクセス

富士急行線河口湖駅より鳴沢・精進湖・本栖湖線に50分乗車し終点「本栖湖観光案内所」下車、または新富士駅行き・本栖湖行き・下部温泉郷行き路線バスに47分乗車し「本栖湖」下車、徒歩3分。

バス路線

  • 鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス:本栖湖観光案内所
  • 新富士駅~富士山駅:本栖湖
  • 下部温泉郷~富士山駅:本栖湖

観光施設・活動のジャンル

施設情報
ペット同伴:可
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