300年もの昔から伝わる古いお祭りです。毎年5月17日に行われる「本栖公家行列」は、江戸時代に、徳川家康から命を受け、本栖関所で駿河国境の警備に当たっていた渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)が、若者の士気を鼓舞するために始めたと伝えられている伝統行事。大名や大名の傍らで仕える近侍(きんじ)、行列の先導をつとめる徒歩(かち)などそれぞれの役に扮した村人たちが、本栖湖畔にある山神社を出発し、国道沿いを練り歩きます。めずらしい装束もさることながら、足元に脚半を巻き、わら草履を履いた奴(やっこ)たちが、掛け声を上げて槍を小気味よく操る姿は、見応え十分。歴史に培われたこの地域ならではの、晴れやかなお祭りです。
開催場所
山神社、国道139号の本栖入口周辺
2019 年5 月17 日
本栖湖観光協会
TEL.0555-87-2518
富士急行河口湖駅から新富士行き、或いは新幹線新富士駅から河口湖行きの路線バスで「本栖入口」下車。
【鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス】
本栖湖
【新富士駅~富士山駅】
本栖入口
【下部温泉郷~富士山駅】
本栖入口
本栖湖畔駐車場をご利用ください [ 無料 ]
【下記は昨年度のスケジュールです。今年の日程は変更になる可能性があります。】
10:00~ 神事(山神社)
11:00~ 行列(14:00頃まで)
※行列中は、国道139号・300号本栖周辺が片側車線規制されます