7月17日(日) 晴れ
今日も強い陽射しが降り注いでいます。
大きな台風が近づいているようですが
まだその気配はありません。

5周年イベント3日目の今日は

甲府囃子保存会の方々による
お祭り囃子などの公演が行われました。
甲府囃子の起源は

江戸時代まで遡り、
江戸祭り囃子を習得し甲府に持ち帰り、
町内の人々に伝えられたとされ
甲府市の無形民俗文化財にも指定されています。
まずは、お祭り囃子で景気づけ。
お客様にふるまうはずのお酒を飲んでしまったおかめの登場!

その奇妙な踊りに泣き出す子どももいました。
次は寿獅子舞。

獅子舞にパクッとかんでもらうと
「無病息災」「家内安全」「子宝に恵まれる」と言われています。
でもかまれた人は子どもばかり・・・。
子宝というよりも、きっと
多くのお友達に恵まれ、
楽しい学校生活が送れることでしょう・・・。
あっ、獅子舞の視線の先には

男の子の帽子が…。

やはり、狙った獲物は奪い取る・・・。
取られた帽子を奪い返す男の子の慌てた様子が
なんとも微笑ましい光景でした。
ここで一つ気付いたこと。
獅子舞の姿に泣きべそかくのはは男の子。
女の子は度胸が据わっている、と言いますか
小さい頃から母親になる“強さ”が
備わっているように感じました。
最後は出陣太鼓。
「武田の押し太鼓」の披露。

出陣太鼓は
戦国の世、「出陣!行け〜!!」とか
「戻れ〜!!」など、
指揮官が大声で叫んでも当然聞こえるはずがなく
兵をまとめる、ひいては国をまとめる一つの合図の役割を
果たしていたそうです。
ほら貝の独特な音色で始まり

大太鼓・小太鼓と重なり合う…。
「武田の押し太鼓」も
兵たちの意思統一を図り、
士気を高めるために
高らかと響き渡っていたのでしょう。
ふと、自分がその時代誰かの妻であり、子どもであったとしたら
「出陣太鼓なんて鳴らないで」
「無事に帰ってきて」と、

天に向かって祈っていたかもしれません。
そんな時も
やっぱりこんなにそらは青く澄んでいたのでしょうか…?
そんな物思いにふけっていたら
珍しいお客様が…。

忍者と町娘たちが
さらにいやしの里を盛り上げてくれました。
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