西湖いやしの里根場の建設日記

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4月10日 雨 5℃→6℃

今週は春の雨なのかまだ1日しか仕事していない。
他のみんなは何してるんだろうか?

早朝布団の中で若い職人に
「疲れないように休んでください!」とメールを送った。

建築はだいぶ進み後もう少しで棟まで手が届きそうな所まで来た。
今回職人の数が多くそつのない動きがお手こさんもメチャクチャ忙しい。
掃除も暇もない。

この建物のズバリ特徴!

四隅が全て違う手!

多分ありえないかも。

隅の茅葺は通常東西とか南北のように二人で分かれたりまたは親方が一人が担当する。
隅付けはその家の形を決める大事な所であり、隅の勾配を基準で大平面が葺かれていく。

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内訳はこうだ!

南東(橋から一番近く注目のポジション、
松があり職人泣かせな隅)私、
対面の北東は御歳79歳の赤池さん。

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昼飯はいつも一緒。
「お茶は有るか?」って声おかけてくれる。
私は空のマイカップで必ず茶を二杯頂いていてる。
昼休みは決まって昔話に花が咲く。
いつまでも一緒に屋根に上っていたいおじいちゃん先生。

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南西は塩山からの若手親方加々美さん38歳。
冨士茅葺スタイルは今回初めてだから戸惑も少しあったようだが最近落ち着いてきた。
何せ半端じゃないパワーの持ち主で。
針受けで屋根の裏で待っているときの恐怖たっら他にない。
下地の竹なんか裂けちゃもう!
「怒ってんの?」
  「何で?」
て言う感じです。

最近ジェイクというアメリカ人(いよいよ茅吉はインターナショナルになってきました。)

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お手子さんに来てくれてます。
「ジェイク行くよ〜^」
  「おい気持ち悪い」
  「普通だよ」
  「俺ん時と違うじゃん」
  「そう」
こんな加々美さんです。

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対面の北西は伊藤さん72歳棟梁です。
最高のキャラクターの持ち主で、
おとといテレ朝の収録で
「まいうーの石ちゃん」が来て茅葺を体験する段取りになっていて、
この棟梁の地元言葉口悪怖い顔キャラ+かわいい笑顔
(棟梁はこのブログ読まないから言えるけど)で
撮影できたら楽しいのに、雨でキャンセルになっちゃった。
ミーハーと言われながら、石ちゃんに快くヘルメットにサインと写真を撮ってもらえました。

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で、本当はこの棟梁にみんなが習って葺いていくはずなんですが、
それぞれ、体に染み付いている勾配や葺き方の違いは、
なかなか直すわけには行かないようで、
みんなそれなりに苦労してるみたい。

四隅の違いを最後どう調整して納めるかが楽しみ。
不安は全くない。

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先週末愛知県豊田からボランティアでNKさん29歳が遊びに来てくれました。

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しかし、その日はあいにく現場はお手子さんが休んでいたため、
願ってもないチャンス!
即戦力がキター!、
幸か不幸か仕事が始まると直ぐに針返しや鉾閉め、
茅運としっかり働いてもらいました。
(みんなお客さんなんだから_少しは気使ってよ!)
そして、根場に民宿素泊まりして、翌日曜日富士山麓へ茅刈りを体験しに行きました。

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ここでも冨士自衛隊北冨士演習場の野焼きが来週行われるので、
この茅刈は今シーズン最後の仕入れとなるため職人さんたちも少し気合が違うようでした。

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お疲れ様でした。

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そしてありがとうございました。
みんな好い顔してるって言ってたよ!

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