西湖いやしの里根場の建設日記

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6月14日 朝から雨。コタツでも入ろうかな。本日入梅 14℃→19℃

そういやぁ その1

そういやぁ最近日記を書いてなかった。
18年度の最後の工事も終わり、火の見櫓も無事据える事ができて
新たな展示もはじまった。


建設日記

今回の建物は親方のかやぶき工舎代表の臼井氏が、
母ちゃんの優しいイメージで建築を進めた。
臼井さんの奥さんは先日癌で他界されたばかりでその寂しい思いも伝わる。

時間が無いがとにかくいい屋根に仕上げたかった。

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屋根の隅の部分は茅葺職人が行い、平(大面)は手伝いに来ていた
大工、土木、林業の各茅葺素人囚人(ほとんど囚人状態)の手で吹き上げた。

軒は厚く、棟に行くほどに段々と薄くしていく手法で、結果、
茅の量ものべを減らす事ができて、葺く手間も削ることが可能になった。

薄くなったからといっても耐久性が劣ると言うわけではない。
詳細はまた後記という事で。


棟の飾りは富士河口湖町のシンボルマークにしようか
トヨタ?にしようか迷った末「水と寿」。

前回少し傾いてしまったので今回は慎重に水平と垂直そして建物の中心を
何度も確認しながら作業をした。

千木を乗せるのに通りを真っ直ぐにするため、杉皮の下地を茅だけではなく、
竹と杉の板で補強を入れた。

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妻側の窓の下の納めも、昔この地区で有った杉皮の上に竹のスノコをしき、
物を干したりできるような作りにする。

その結果、納まりは集落の中でも最も良い造りに違いないと思う。
仕上がりは田舎の造りではなく、バランスのいい優しい屋根に仕上がった。

今回は残業もしなかった。雨の日も休み、宴会もして、痛風も発症し、
青木が原樹海も歩いて、洞窟探検し、時には木登り、
さらには西湖でカヌーもやってこれで工期ばっちり間に合わせてしまった
27日間の作業。


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PS、この屋根に乗っている千木には関わった職人のサインを頼んだら
普通遠慮がちに書く所、デカデカとみんな遠慮せずあたり前のように
しっかり書いていきやがった!

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