西湖いやしの里根場の建設日記

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建設日記

3月5日 朝から雨 3℃→11℃

今日は朝一で大平(おおひら)を一葺きしてからから雨。
10時から休工。

最近一週間に一度は雨になり、地元山梨組は週休2日の極めて理想的?
な環境になっている。
しかし、工期は確実に近づいているから恐怖が忍び寄っているに違いない。

今回岐阜長野組に頼もしい助っ人が登場。
石川県金沢市のかやぶき職人の野村泰三さん。
彼の仕事振りを紹介しよう。

建設日記

かや葺き職人として昨年起業した。年齢36歳。大阪出身。
家族は息子3ヶ月を含む3人暮らし。
建築とは無関係の営業を経験してから滋賀の親方に
弟子入りしたのが29歳の時だ。
元ラガーマン、柔道もこなしていた体は
かやぶきの仕事を覚えるにはうってつけだった。
その体力気力で覚えるスピードは速く、約5年で独立できた。

母親の実家の石川県でかやぶき屋根工事 「茅三」を立ち上げた。
石川県で起業したのはかやぶき建築が多く
実家にもよく遊びに行ったためだけれど、
ふたを開けると多くの茅葺建築は
重要文化財指定で職人も県外に頼んでいるらしい。

今回岐阜長野組に入って道路側よく見える重要な隅を担当。
このかぶと造りははじめての経験だから
一服もそこそこに夢中でかやぶきをしている。
もちろん仕事っぷりも丁寧。
本人は楽しくてしょうがないらしい。
一日中や根に上っている。
こんな彼を見習いたい。
彼のホームページは
http://www.geocities.jp/kayazo2006/
興味のある方ぜひよってけし。

建設日記
話が変わるけれど山梨組でちょっとした事を発見した。してしまった。
走路側の妻側の勾配が立っている事、
隅の取り付けが隅の垂木よりも大平側に寄っている事。
その為煙りだし(妻側の一番上の三角の格子状の物)
破風の厚みがこのまま行くと相等厚くなりそうだ。
こんな事を日記で言ってしまうのも、
ベテランの親方がそれをどういう風に納めていくかが腕の見せ所。
納め方を覗くのは楽しみですごく勉強になる。

PS,雨が降る前に裏の杉の木がものすごい勢いで花粉を飛び散らかしていた。
着ているヤッケが粉っぽく、花粉症の職人を泣かせてる。
花粉症の人にとっては恵みの雨。
その雨も通常なら3〜50センチの積雪になるはずだけれど
暖かい雨が降るなんて本当に心配になる。


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